テレワークがメジャーな世の中に

こんにちは、かぐら屋店主です。
今日は会社のお仕事の日ですが、事情があってテレワークしています。

コロナで勤め先が「テレワーク」に

2020年、突然「世の中の当たり前」が変わりました。
コロナウィルスの感染拡大による「外出自粛」
人とのコミュニケーションを「ネット上で行う」
触れることが「良くないこと」に変わったなど。

その中で私が勤めている会社でもテレワークが開始されました。
ある日突然、社長が決めたのです。

出勤人数の縮小を目標としていましたが
そもそもがITに強くない古風な企業だったこともあり
「とりあえず正社員だけ(一部のぞく)自宅で仕事を!」となり
とてもずさんな有様だったのを覚えています。

正社員だけが会社のPCを自宅に持ち帰り
私のような短時間勤務のパート社員は何の連絡もありません。
公共交通機関を使い出社しなくてはいけない日々でした。

 

 

出勤の恐怖から「うつ状態」になる一部社員も

会社のほとんどの人が交通費がかからないように
近所に住む人たちでした。

「徒歩通勤」「自転車通勤」「マイカー通勤」をする人たちへの
配慮は無く、慣れない環境で業務をこなさなければいない
バックオフィスの社員がノイローゼのような状態になっていました。

私も通勤することに恐怖を感じていました。
なぜ、この仕事で死の恐怖を感じないといけないのか?
価値があるのか?パート社員は死んでもいいのか?
たくさんの疑問と混乱が頭の中でぐるぐる繰り返されました。

退職まで考え思い詰めていましたが
「自分で作業環境を整えられる」という条件で
テレワークを許可してもらえました。

テレワークによって業績アップ!

タイミング良く、フリーで受託した案件が
なかなかの金額をいただけたのでPCを買い換え
デザインに必要なAdobeのソフトやOfficeソフトも
購入、セッティングできました。

あの時は運がよかったと今でも思います。

どのみち、仕事の4~5割はフリーランス案件で
埋めたかったので作業環境を整える最中だったのです。

会社の仕事は「指示を出さない社員」の元での作業だったので
自分で仕事を見つけることは慣れていました。
指示待ち社員の立場だったら「リモートの社内ニート」という
どうしようもない状況に陥ったかもしれません。
ネットニュースではよく、そういった記事も目にしました。

テレワーク環境での連絡は作業に入る時とお昼休みの連絡
作業終わりの日報をメールで提出するだけでした。

ネットショップ運営やSNS運用などは
特に指示を必要としなかったため、苦労はありません。
それどころか無駄な時間(おしゃべりなど)が一切無いので
作業はとても捗りました。

事実、ネットショップの売り上げは「外出自粛」の影響もあり
前年の2倍を超える結果を残しました。

実感するテレワークの効率の良さ

「会社には出勤してなんぼ」という思想が日本には根付いています。
だけど会社の作業環境よりも
自宅のほうがいい作業環境だとしたら?
それはテレワークの方が作業効率はいいとしか言えません。

「会社に利用されてる(PC付与が正社員のみなど)」と
思ってしまう時もありますが
自分用に整えた快適環境にかなうものはありません。

何より、体調が悪い、家族の具合が悪いなど
事情がある人にとってはとてもありがたいものです。

介護や子育て中の人は「家にいられる安心」ほどありがたいものはありません。
そのような事情を抱える人たちが、ちゃんと働ける環境を整えてくれる

そんな企業が増えるといいな、と心から思います。